特別意識せずに、ナイトブラのときのようにネットに入れて洗濯機で洗っていたんですけど…ブラジャーの洗い方にも注意した方が良いんですか?
普段の洗い方を少し工夫するだけで、ブラジャーを長持ちさせることができますよ。とは言え、どんな洗い方をしたら良いかよくわからないですよね。
そこで今回は、ブラジャーの正しい洗い方の3つのコツと具体的な手順を5ステップで解説していきます。
その他にも、みんなのブラジャーの洗い方事情や、よくある質問もまとめています。ブラジャーの洗い方に関して詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【洗濯方法はどうしてる?】みんなのブラジャーの洗い方について調べてみました!
ここでは、みんなのブラジャーの洗い方事情についてご紹介していきます。あまり深く考えず、洗濯機に入れて洗っているという方が多いのではないでしょうか?ネット上の意見では、どういった洗濯方法が多いのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
ブラジャーを毎日洗うという割合は63%と以外に少ない…
ブラジャーの洗濯頻度のワコールの調査によると、「毎日」と答えた割合は63%でした。ということは、約40%の割合は「毎日は洗っていない」ということになりますね…。
実際、「1日おき」が17%・「3~4日に1回」が14%・「週に1回」が5%「それ以上」が1%という結果が出ています。
毎日洗わない理由としては、「毎日洗うことでブラが早く傷んでしまうことが心配」「冬はそれほど汗をかかないから」といった内容が多かったですね。
でも、意外と汗をかいていたり、汚れが付いたりするものです。汗や皮脂汚れが生地を傷める原因にもなってしまうので注意してくださいね。
7割以上の人がブラジャーをネットに入れて洗濯機で洗っているという結果に…
次はブラジャーの洗濯方法についてですが、ワコールの調査によるとアンケートに答えた7割以上の人が手洗いではなく、ネットに入れて洗濯機で洗っていることがわかりました…。
洗濯機を使う理由は、やはり「手洗いするのが面倒だから」「手間をかけずに洗いたい」といった内容が目立ちました。
ただ、せめてものネットに入れて洗うことで型崩れを防止したいという人が多かったように感じます。中には、洗濯コースを「ソフト」「ドライ」など工夫して洗っている人もいましたね。洗濯機で洗うとどうしても傷みやすくなるので注意してくださいね。
参考:ワコール
よかったら、お風呂に入るついでに一緒に洗うなど工夫してみてくださいね。
【要注意!】洗濯機で洗うなどブラジャーの洗い方を間違うと寿命が縮まる可能性が高い…
- ワイヤーが歪みやすくなる
- カップが歪みやすくなる
- レースがほつれやすくなる
- ホックが壊れやすくなる
- 補正力が低下する
- 着け心地が悪くなる
先ほどの結果から、ほとんどの人がブラを洗濯機で洗っていることがわかりました。しかし、ブラを長持ちさせたいなら、洗濯機で洗うことはあまりおすすめできません。
洗濯機を利用すると確かに時間が短縮できて便利ですが、ブラの寿命が短くなってしまいます。
実際、洗濯機で洗うことで、ワイヤーやカップが歪んだり、レースがほつれたり、ホックが壊れやすくなったりとブラジャーの形を崩してしまうため、着け心地にも悪影響がでてきます。
形を整えてバストをキレイに魅せるはずのブラが型崩れしてしまっては本末転倒ですよね。面倒に感じるかもしれませんが、ブラジャーを長持ちさせたいならできるだけ手洗いをするように心がけましょう。
ブラジャーの洗い方で失敗しないための3つのコツをチェック!
ここでは、ブラジャーの洗い方で失敗しないための3つのコツをご紹介していきます。ブラジャーを正しく洗うためには、洗い方以前にチェックしておきたい項目があるからです。以下のポイントを参考にすることで失敗するリスクが低くなりますよ。
1、洗濯前にブラジャーの取り扱い絵表示をチェックする!
参考:ワコール
まずは、ブラジャーの取り扱い絵表示を確認してください。素材や色によって、適した洗剤や水温や洗い方が異なります。
よく確認せずに洗ってしまうと、ブラをダメにしてしまう可能性があります。そのため、洗濯前には必ずブラに縫い付けされているタグをチェックするようにしましょう。
2、ブラジャーの洗い方は手洗いがおすすめ!
先ほどから何度かお伝えしていますが、ブラジャーを洗う場合は、手洗いをおすすめします。ブラジャーのデザインや素材によっては、洗濯機で洗えないものがあるからです。
また、仮に洗濯機で洗えたとしても、どうしてもブラが傷みやすくなります。ブラが傷んでしまうことで補正力が低下したり、フィット感が変わってくるので注意が必要です。
手洗いの場合だと、力加減を調節できるので、優しく洗うことができます。手洗いなら型崩れも防ぎながら、清潔にできるのでおすすめですよ♪
3、洗剤は「下着用の中性洗剤」を使う!
参考:ワコール
ブラジャーを洗う場合は、下着用の中性洗剤を使いましょう。下着の素材はデリケートなので、一般的なアルカリ性洗剤を使用すると生地を傷めてしまいます。
また、お風呂ついでにブラをボディソープで洗っているという場合も要注意です!ボディソープは酸性やアルカリ性が多いので、知らずに洗うとブラが早くダメになってしまう可能性が高くなります。
下着の素材を傷めにくい下着用中性洗剤なら安心して洗うことができますし、蛍光剤が無配合なら淡い色のブラにも使いやすくて便利ですよ♪
手洗いでするブラジャーの洗い方の手順を5ステップで解説します!
- ぬるま湯に適量の下着用洗剤をよく溶かす!
- ホックを留め、パッドは外しておく!
- 両手でストラップの付け根をつまんで軽く振り洗いをする!
- 新しいぬるま湯に換えてすすぎ洗いをする!
- 脱水する場合は乾いたタオルで軽く押さえて水分をとる!
ここでは「手洗い」を用いたブラジャーの洗い方の手順を5ステップでご紹介していきます。ワイヤー入りブラを手洗いしたい場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ステップ1、ぬるま湯に適量の下着用洗剤をよく溶かす!
大きめの洗面器や洗面台などにぬるま湯を入れ、適量の下着用洗剤をよく溶かしましょう。
ぬるま湯の温度に関しては、タグを確認してください。ちなみに、表示されている水温より高い場合、色落ちする可能性もあるので注意しましょう。
ステップ2、あらかじめホックを留め、パッドも外しておく!
まず、ブラジャーのホックなどの金具を留めておくようにしましょう。ホックを留めずに洗うとレースや生地に引っかかって傷めてしまう可能性があります。
また、パッドに関しても外せるものは外しておきましょう。パッドは別で手洗いしてください。パッドを付けたまま洗ってしまうと、型崩れを起こしてしまったり、洗剤の洗い残しの原因になってしまいます。
ステップ3、両手でストラップの付け根をつまんで軽く振り洗いする!
両手でストラップの付け根をつまむように持ち、軽くふり洗いします。基本的にワイヤー入りブラジャーはふり洗いするのが基本と覚えておきましょう。
押し洗い・もみ洗い・掴み洗いをする方法もありますが、特に縫い目のないブラジャーの場合、カップの形が崩れる恐れがあるので注意が必要です!
ステップ4、新しいぬるま湯に換えてすすぎ洗いをする!
洗面器や洗面台に溜めていたぬるま湯を捨て、新しくぬるま湯を入れてすすいでいきます。
すすぎに関しても、ステップ4のふり洗いと同じようにすすいでいきましょう。洗剤が残っていると黄ばみや生地が傷む原因になってしまうので注意しましょう。
ステップ5、脱水する場合は乾いたタオルで軽く押さえて水分をとる!
すすぎ洗いが終わった後は、乾いたタオルで軽く押さえて水分をとっていきましょう。ねじりしぼりをしたり、乾燥機にかけることは絶対に避けてください!
できるだけブラに負担をかけないように、やさしく乾かすようにしてくださいね。
また、ブラの干し方について詳しく知りたい方は以下の記事でまとめているので、よかったら参考にしてみてくださいね。

ブラジャーの洗い方に関するよくある質問に回答します!
ここでは、ブラジャーの洗い方に関してのよくある質問に回答していきます。以下のQ&Aを参考に少しでも疑問を解消してみてくださいね。
Q1、ブラジャーの洗い方で洗濯機を使うのはダメなんですか?
- ブラジャーのホックを留める
- 立体状になっているブラジャー専用のネットに入れる
- 中性洗剤を入れ「ソフト洗い」「ランジェリーコース」などで洗う
- 脱水は短時間(1分くらい)で済ませる
基本的にワイヤー入りブラジャーを洗濯機で洗うのはおすすめできません。理由は、先ほども解説した通り、洗濯機で洗うことでブラが傷んで寿命が短くなる可能性が高いからです。そのため、ブラジャーを長持ちさせたいなら、できるだけ「手洗い」で洗うようにしてくださいね。
ただし、そうはいってもなかなか時間が取れない場合や面倒に感じることもありますよね。もし、洗濯機を使いたいという場合は、せめて立体状になっているブラジャー専用のネットに入れて洗いましょう。ネットが平面だとカップが型崩れしやすくなってしまいます。
また、他の洗濯物はできるだけ少ない量にしたり、洗濯コースをできるだけやさしく洗えるコースを利用するなどしてみてくださいね。
Q2、ブラジャーのパッドの洗い方はどうしたらいいの?
パッドを洗う場合は、あらかじめブラジャーから外してパッド単体で手洗いするようにしましょう。
洗い方は、大きめの洗面器や洗面台などにぬるま湯を入れ、下着用の中性洗剤を溶かした後、パッドを優しく「押し洗い」していきます。
パッドをそのままブラに入れて洗ってしまうと洗剤が残りやすいので注意してくださいね。
最後に乾かす時はタオルで包みこんで水気をとり、風通しのよいところで陰干しをしてくださいね。
Q3、臭いや汚れが気になる場合のブラジャーの洗い方で何かコツってあるの?
できるだけ、臭いや汚れを落としやすいようにするために、着用したその日のうちに洗うようにしましょう。早めに洗うことで臭いも汚れも落ちやすくなりますよ。
また、洗い終わった後は生乾きの臭いを防ぐためにもしっかりと乾かすようにしましょう。ちなみに、つけおき洗いは、汚れを封じ込めてしまう原因にもなるので避けるようにしてくださいね。
Q4、ブラジャーの洗い方は手洗いが良いのはわかったけど頻度はどれくらいがいいの?
基本的に、毎日洗いましょう。汚れていないように見えて、冬場でも意外と汗をかいていたり、皮脂が付いているものです。
皮脂や汗は生地を傷める原因になるので、ブラを着用したらできるだけその日のうちに洗うようにしましょう。
Q5、ブラジャーの洗い方で漂白剤や柔軟剤は使っても大丈夫?
下着はデリケートなので、漂白剤を使うのはやめましょう。生地を傷める原因になってしまいます。
柔軟剤に関しては使用しても大丈夫ですが、必要以上に入れすぎないように注意し、あくまでも適量を使用するようにしましょう。
まとめ
- ブラジャーを毎日洗っている人は意外と多くない
- ブラジャーを洗う時は洗濯機を使う人が多数
- ブラジャーを洗濯機で洗うとブラの寿命が縮まるリスクがある
- ブラジャーの洗い方で失敗しないコツは「絵表示の確認」「手洗いをする」「下着用の中性洗剤を使う」の3つ
- ブラジャーを洗う場合は、ぬるま湯に洗剤を入れ軽くふり洗いをし、水を換えてすすいだ後、タオルで軽く押さえて水分をとる
今回は、【これで長持ち】ブラジャーの正しい洗い方の3つのコツと手順を徹底解説!をご紹介しましたがいかがでしたか?
ブラジャーの洗い方を変えるだけで、長持ちさせることも可能ですよ。今まで特別何も考えずに洗濯機で洗っていたという方は、これを機によかったらブラを手洗いで洗ってみてくださいね。今回の記事が少しでもお役に立てれば幸いです。